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ぼんぼん・青山様が交流の場 松本の田川地区が夏祭り形式に内容一新

 松本市の田川公民館で28日、子供たちの夏の伝統行事と住民の交流の場を合わせた「ぼんぼん・青山様のつどいと夕涼み」が開かれた。田川地区では少子化を受け、平成25年から町会単位ではなく地区全体の行事として「ぼんぼん」「青山様」に取り組んでいる。より多くの住民が参加できるよう今年は会場や内容を刷新し、世代を超えて夏のひとときを楽しんだ。

 全12町会から小学生を中心に約150人の子供が参加し、しっかりと継承するためいわれなどを学んで本番に臨んだ。保護者や住民が見守る中、男子は法被姿で元気よくみこしを担ぎ、浴衣姿にちょうちんを持った女子は哀調を帯びた歌に乗せて敷地内を歩いた。
 昨年までは松本駅アルプス口を主会場に、子供の行事と住民参加の盆踊りを実施していた。幅広い層が参加しやすいよう夏祭り形式に変え、地区の団体有志によるゲームや軽食の露店、飲食コーナーもにぎわった。子ども会リーダーの田川小学校6年・佐藤陽斗君(12)は「身近な場所で大勢の人に見てもらえた。昔から受け継いできた行事を自分たちも伝えていきたい」と話していた。
 田川地区まちづくり協議会が主催し、実行委員会が主管した。堀内正雄実行委員長は「伝統行事を絶やすわけにはいかない。子供たちにつないでもらい、地区の皆さんも絆を深める機会となれば」と願っていた。