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FDA神戸線1日1往復 正式発表10月27日就航

 県営松本空港と神戸空港(神戸市)を結ぶ新路線を開設する方針を示していたフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は26日、10月27日に始まる冬ダイヤから、松本―神戸線などを新たに開設すると正式に発表した。毎日1往復の定期便とする予定だ。今後は、国土交通省などに新路線を届け出る。ダイヤや運賃は未定だが、8月下旬には決まる見込みだ。

 松本―神戸線の航空機材はエンブラエル170(76席)と同175(84席)を使う。松本空港発着の新路線としては夏季限定で札幌・丘珠線の運航が始まった昨年8月以来となる。
 神戸空港を巡っては、発着枠の上限を引き上げることで関係者が合意していた。地方と地方を結ぶ路線を運航するFDAは好機を生かして、他社と競合しない新路線の開設を模索していた。一方、県や松本市、経済団体はFDAに対し、関西方面へ通年の定期便運航を求めていた。
 FDA広報は「まずは観光面で利用されるのではないか」とした上で、ビジネスを含めバランスよく活用されることを期待する。FDA松本空港支店の臼井久美子支店長は「地元の皆さんに長く親しまれる路線となるよう努める。応援をお願いしたい」と話した。
 FDAとしては関西発着の定期便参入は初めてで、神戸空港への乗り入れにより国内17空港へ定期便を運航することになる。冬ダイヤからは神戸空港と出雲空港(島根県出雲市)を結ぶ新路線も開設する予定だ。
 松本空港では、日本航空(JAL)グループのジェイエアも26年に大阪(伊丹)線を夏季限定で運航を始めた。今年も8月の1カ月間、毎日1往復する。