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大桑の「100円カフェ」好評 健康づくりと交流の場に

 大桑村社会福祉協議会と各地区の住民有志が協働で開いている「100円カフェ」が、地域に定着してきた。地区ごとの高齢者サロンが主な母体となっている取り組みで、住民の高齢化で一時期は運営が難しくなったが、村社協の援助で再び活気を取り戻している。

 誰でも気軽に集える居場所づくりを目指して、公民館分館もしくは集会所単位で月1回、全村22カ所で開かれている。参加料100円で毎回、健康増進に役立つ体操とお茶会を楽しめる。
 約20年前に住民主体の高齢者サロンが始まったが、運営に携わる住民の高齢化や企画への疲労感などで月1回以上あった開催は滞り、中には年1回まで静かになってしまったところもあった。
 平成26年度から、村社協が住民をサポートする形で立て直しを図ってきている。5年が経過し、ようやくかつてのにぎやかさが戻ってきた。参加者は40~90代と幅広く、昨年度は年間で延べ1000人以上が利用した。
 和村地区のカフェがこのほど、和村分館で開かれ、住民6人が参加した。体操をしてから、農業や子供、孫などさまざまな話題でお茶会を楽しんだ。参加者は「夫婦二人暮らしよりも笑うし、よくしゃべる。(開催は)ありがたい」「毎月の楽しみ」と喜んでいた。
 出席者の固定化や会場までの足の確保など課題もあるが、地区によっては独自に複数回開くなど巣立ちの動きも見え始めた。村社協の茂澄沙織さんは「将来的にはまた社協の手を離れ、住民有志の開催になればいい」と話していた。