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豚コレラ拡大警戒 風評被害懸念の声も

 塩尻市内で死骸で見つかった野生のイノシシから豚コレラウイルスの陽性反応が出るなど感染が拡大していることを受け、松本地域の行政や畜産関連団体などは22日、早朝から対応に追われた。感染した死骸が見つかった同市上西条から半径10キロ圏内には県畜産試験場や民間の養豚場があることから、豚への感染を何とか食い止めようと、徹底した防疫措置が施された。畜産関係者の間からは、風評被害を懸念する声も出始めている。
 県畜産試験場(塩尻市片丘)と、半径10キロ圏内の民間の養豚場は22日、「監視対象農場」となった。早朝から獣医師らによる立ち入り検査が行われた。
 死骸の発見場所から3キロほどの場所にある県畜産試験場では雨の中、通常自動で行う車両の消毒ゲートに職員が立ち場内に入る車のタイヤなどに入念に消毒液を散布した。防疫上の理由により、報道関係者が敷地内に入ることも制限された。

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