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みこし担ぎ勇壮に 木曽の水無神社で例大祭

 木曽町福島の水無神社例大祭が22日に始まった。「惣助と幸助」の兄弟が、戦禍に巻き込まれそうになっていたご神体を飛騨から木曽へ遷座したことが由来になっている祭りで、2日目の23日には、みこしを縦横に転がす「みこしまくり」が行われる。

 初日は開始から雨が降るあいにくの天気だったが、天狗の面を付けた「猿田彦」が先導し、「枠持」と呼ばれる担ぎ手の男衆約40人が、毎年新調されるみこし(約400キロ)を担ぎ、町中を練り歩いた。ご祝儀を持った住民が沿道で出迎える中、枠持たちは「そうすけ!こうすけ!」と勇ましく掛け声を上げていた。
 みこしの練り歩きを取り仕切る「精進」を務めた徳武淑雄さんは「最初から雨の中(みこしが)練り歩くのは本当に珍しい。雨に負けないよう盛り上げたい」と話していた。
 練り歩いた先々では、乳児がみこしの下をくぐると健康で災難に遭わない一生を送ることができるとされる「心願」も行われた。