スポーツ

山雅FWの前田大然がポルトガル1部へ移籍 SCマリティモに期限付きで

移籍前の山雅での最後の試合を終え、サポーターの声援に応えるFW前田(20日、ホーム広島戦)

 サッカーJ1松本山雅FCは21日、FW前田大然(21)がポルトガルの1部リーグ・SCマリティモへ期限付き移籍すると発表した。山雅の所属選手が欧州の主要リーグのクラブへ移籍するのは初めてとなる。前田の移籍期間は来年6月末までに設定されている。

 大阪府出身の前田は山梨学院大付属高校を卒業後の平成28年に山雅に加入し、期限付き移籍したJ2水戸も含めて、J2リーグ戦で74試合に出場し20得点した。今年は山雅でJ1リーグ戦18試合に出場し2ゴールを挙げた。また、日本代表の一員として南米選手権にも出場する活躍を見せた。前田は欧州クラブへの移籍を希望しており、オファーを受けて移籍を決断した。20日のホーム広島戦が移籍前の山雅での最後の試合になり、試合後はサポーターの声援に手を挙げて応えた。
 移籍にあたり前田はクラブの移籍への理解に感謝し「次に日本に来る時は日の丸を着けて、ピッチで躍動している姿を見せたい」と意気込みを語った。
 前田はチームの攻守の柱となっていた。反町康治監督は「痛手だが前田のサッカー人生を考えて快く送り出したい」と話していた。前田の移籍によって山雅の選手のA契約枠が1人空くことになる。反町監督は日本人、外国人を含めて必要なポジションに補強をしたい考えを示した。