教育・子育て

塩尻市立図書館 利用好調を維持

 塩尻市立図書館の平成30年度の利用状況がまとまり、本館・分館合わせた総貸出数は70万5591冊となった。過去最高だった前年度に比べ0・5%減となったが、70万冊の大台を維持した。分館別に見ると、洗馬分館が同33・4%増の2万1558冊と大幅に伸び、小学校との連携強化など職員の努力の成果が表れたとみている。
 本館の総貸出数は51万6757冊で、同1・6%減となったが、平成22年7月にえんぱーくへ移転した後、翌23年度か50万冊以上を維持して堅調に推移している。個人向け貸出数を人口で割った、市民一人当たりの貸し出し点数は9・93冊で、県内19市の市立図書館の中では最も多い。複本は4冊までと決め、人気のベストセラーなどに頼らない地道な利用促進で成果を上げている。  分館では洗馬のほか広丘、吉田が増加し、塩尻東も微増したが、残り4館は減少した。洗馬は隣接する洗馬小学校との連携強化に取り組み、児童による利用促進を図った。学校や児童館などを対象にした「団体貸し出し」が全体の5割以上を占める結果となった。吉田も団体貸し出しが増加している。  本年度は北部交流センター・えんてらすの開館による広丘図書館の移転があったほか、楢川支所移転に伴う楢川分館の移転が予定されており、利用者の動向にも影響してくるとみている。上條史生館長は「来年はえんぱーくでの開館10年目に入る。今後も市民の皆さんに図書館の有用性を発信し、引き続き利用してもらえるよう努力したい」と話していた。