地域の話題

地域課題解決へ真剣に 塩尻市と大手企業が連携、都内でキックオフイベント

各自が考えてきた仮説について率直な意見を出し合う参加者
 塩尻市と首都圏の大手企業が連携し、市職員らと幹部候補社員たちが市の課題解決策を考えて提案する、地方創生協働リーダーシッププログラム「MICHIKARA(ミチカラ)プラス」のキックオフイベントが11日、東京都内で開かれた。5社の27人と市、市観光協会、塩尻商工会議所などの16人が参加し、五つのテーマのグループで早速、検討した。
 イベントは品川区のJT東京研修センターで開かれた。5期目となる今年のミチカラには、日本たばこ産業、オリエンタルランド、日本郵便、全日本空輸、武田薬品工業の社員のほか、経済産業省と一般公募の各1人も加わった。  事業説明で古畑久哉地方創生推進課長は「今回から提案を事業化するため、市のシビックイノベーション施設・スナバを拠点に(提案を実際に試行する)スタートアップ企業を募集して実施する。市の本気度を理解してもらいたい」と強調した。「遠慮、躊躇は一切禁止」など、議論に必要とされる姿勢やルールも紹介された。  検討テーマは、市観光協会の▽高ボッチ高原の新たな魅力創出と誘客促進、塩尻商議所の▽中小企業の副業人材活用スキーム、塩尻市の▽安心安全で効率的な交通ネットワーク構想の構築▽情報プラザの利活用活性化プロジェクト▽次世代型行政広報モデルの構築―で、いずれも難しい課題となっている。各テーマのグループは早速、それぞれが考えてきた仮説を出し合い、率直な意見を交換して方向性を探った。  各グループは今後、遠隔で連絡を取り合って議論を重ね、8月9~11日に塩尻市内で合宿を行って現地調査もし、最終日に小口利幸市長に提案する。