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筑北の魅力満載散策マップ 協力隊が制作進める

協力隊員が制作を進めている筑北村のフットパスマップ(本城地域)

 筑北村の自然豊かな原風景や地域歩きの魅力を発信しようと、村の地域おこし協力隊員たちが村内の散策を楽しむ新たなマップ作りを進めている。歴代の隊員が企画してきた地域歩きイベント「ちくほく朝さんぽ」の活動の中から人気のコースを中心にまとめて、年度内に村内の駅や公共施設で配布する予定で、村内外の人に気軽に地域の魅力に触れてもらいたいと考えている。

 「ちくほくフットパス」と題したマップで村内の本城、坂井、坂北の3地区ごと編集を進めている。各地区にあるJRの駅を起点に30、40分~1時間程度で歩けるコースを提案し、第1弾として今月、本城地域のマップが完成した。JR西条駅発着で、田園の中や小道、昔ながらの商店街をなどを歩く4キロコース、小仁熊ダム周辺を巡る6キロコースの2種を紹介し、観光地や観光施設をメインにした既存のマップとは差別化を図った。制作の中心になる協力隊員の青木陽太郎さん(26)は「田舎の原風景が残るありのままの村の雰囲気を感じてほしい。電車の待ち時間などにも活用してもらえたら」と願う。A3判両面刷りのカラーマップで、小さく折り畳んで散策に持ち歩けるサイズにした。各地区1000部を発行する。
 朝さんぽは4年前に当時の地域おこし協力隊が始め、現在までに31回開催してきた。村民、移住者、近隣市村に住む人など参加者同士の交流の場として定着しているほか、村の資源を再発見する機会にもなっているという。今回のマップで朝さんぽの活動を発展させて形に残し、広く村の魅力発信に役立てていく。協力隊員は現在、新しい観光マップの制作にも取り組んでおり、年度内に完成させてフットパスマップと一緒に村のPRに活用する方針だ。制作には県の地域発元気づくり支援金を活用している。