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塩尻の新体育館起工 3年春開館 運動、防災、交流の拠点

 塩尻市の新体育館の安全祈願祭と起工式が4日、広丘郷原の建設地で開かれ、関係者約80人が出席して、長年の懸案だった工事の安全を願った。建設工事は来年11月末までの予定で、準備期間を経て令和3年4月に開館する。

 安全祈願祭で神事を行った後の起工式で、小口利幸市長は「20年来の大事業の仕上げがいよいよ到来した」と述べて関係者に感謝した。建設地南側の塩尻駅北土地区画整理事業との関連性にも触れ、「スポーツだけでなく、防災機能と市民が集う機能を兼ねた理想的な施設として、新たな街づくりのコアになるのは間違いない」と期待を寄せた。
 新体育館は鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造り2階建て延べ6237平方メートル。1階には708席の観覧席を備えたメインアリーナと、サブアリーナ、トレーニングルーム、多目的室などが設けられる。メインアリーナの外周に1周約200メートルのランニングコースもできる。屋外には公園ゾーンが整備される。施設のロビーとなるスポーツフォーラムは体育館と公園利用者の休憩場所や交流スペースとして利用される。
 防災拠点として3日間分の電力と飲料水を賄える非常用電源、受水槽(460人分)、マンホールトイレ15基などを備える。聴覚障害者補聴援助システムも導入される。