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所有者代理で空き家点検 木曽シルバー人材 防犯や景観維持

 木曽郡内で空き家の増加が課題となる中、木曽シルバー人材センターが郡内6町村と連携し、「空き家・空き地の管理サポート事業」を進めている。遠方に暮らすなどして、定期的な点検や管理が困難な所有者から依頼を受けた空き家・空き地をシルバー会員が見回りし、現状を所有者に報告する仕組みだ。所有者が植木の剪定・伐採や除草が必要だと判断した場合は別途、作業を依頼してもらい、シルバー側にとっても仕事の確保につながる。

 サポート事業は昨年度、同センターと郡内の各町村が協定を締び、スタートした。シルバー会員が、空き家の外観や植木・雑草の状況、不法投棄の有無などを確認し、写真付きの報告書を所有者に郵送する。見回り費用は1回2000円。
 初年度はPR不足もあり、申し込みは2件にとどまった。同センターは今後もPRに力を入れる方針だ。山田誠吾事務局長は、適正に管理されていない空き家は防犯・防災、景観など多方面で問題が生じやすいと指摘し、「所有者はもちろん、近隣住民の不安解消につながる」と強調し、事業の利用を呼び掛けている。
 問い合わせは木曽シルバー人材センター(電話0264・23・3755)へ。