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波田中生の巨大貼り絵 公民館に展示 3カ月かけ制作

 松本市の波田公民館正面ロビーの吹き抜け部分に2日、地元の波田中学校美術部(41人)が全員で制作した巨大な貼り絵が飾られた。波田中美術部が4月下旬、地区内で開かれた「第17回夫婦堤音楽祭」の会場・波田屋内ゲートボール場に飾った縦3メートル・横5メートルの大作で、しばらくの間飾っておくという。生徒たちの創意工夫にあふれた豊かな色彩と造形が公民館を利用する地域住民の目を引きそうだ。

 波田中美術部の巨大絵画作品を同音楽祭で展示するのは恒例で、今年も1月から3カ月間ほどかけて仕上げた。広告チラシなどを細かくちぎった紙片を貼り合わせ、音色が豊かな色彩となって広がる様子を表現している。
 音楽祭に招かれた波田公民館の輪湖明館長が会場壁面を彩る作品に感激し、波田中に依頼し公民館に飾ることが決まった。輪湖館長は「とても心穏やかで平和な絵で、生徒たちの素晴らしい感性が感じられる」と称賛する。
 通常、音楽祭の後に別の場所で飾られることはないといい、仲間と飾り付けに訪れた3年生の清野耀介部長(14)は「いつもは半日飾って片付けてしまうので再展示はうれしい。近くから眺めて細かい描写やグラデーションを楽しんで」と願っていた。