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J1定着へ続く苦闘 反町監督が前半戦総括

 4年ぶりにサッカーJ1リーグを戦っている松本山雅FCは、前半戦を4勝4分け9敗と大きく負け越して折り返すことになった。J1で長く戦い続ける"格上"のチームを相手にした前半戦の振り返りと、後半戦の決意を反町康治監督に聞いた。

―今季のJ1前半戦を振り返って
 日本のトップリーグで簡単にいくとは思っていなかった。苦しみながらも何とか半分終えた。(山雅が初J1だった)平成27年も自分たちの持てる力を出した。今年は始まってみなければ分からなかったが、開幕から2戦は良かったかもしれない。最初のアウェー2試合は自分たちらしさを前面に出して悪くない試合ができた。そこから3連敗で上との力の差を感じた。J1のレベルも上がってきた。上位と下位の力の差が出てきた。力負けするチームが増えてきた。

―これまでの17試合での戦い方と課題は
 自分たちらしさを忘れずにクオリティーを上げて勝負するスタンスでやってきた。停滞した部分があるのは反省点で、好不調の波もありサポーターからブーイングを浴びてもおかしくない試合もあった。力を出し切っての負けなら仕方ないが、われわれらしさを出せない試合もあった。それもすべて監督の責任になる。けが人の多さが痛かった。(町田)也真人がけがで出られないのも響いた。(杉本)太郎が出遅れたのも辛かった。

―後半戦に向けては
 選手のキャラクターを見ながら戦術をフレキシブルに変えていかないとJ1では戦えない。1回戦った相手なので対策は講じられる。ハードワークや走力、攻撃のダイナミックさなど自分たちのオリジナリティーを出しながら戦っていく。理想は横浜F・マリノスの戦い方。クオリティーが高く、インテンシティ(強度)も高い。マリノスは攻撃で走っている。山雅は守備で走っている。これからは攻撃で走る時間を増やしていかなければ。

―J1生き残りへ意気込みを
 ある程度はJ1のことは分かっている。ここからアクセル全開でやっていく。途中から出場して流れを変える選手が必要になる。夏場にどれだけ勝てるかがすべてになる。総じてJ1のレベルは高いがその中でも穴はある。そこを突ける力をつけていくしかない。補強しなければいけないとの思いは(現場もフロントも)一致している。終わった後にみんなで笑えるように勝つ確率を1パーセントでも上げる戦いをしていく。

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