地域の話題

塩尻「えんてらす」式典で完成祝う

 塩尻市北部交流センター・えんてらす(広丘野村)が1日に全館開館するのを前に、オープニング式典が30日、現地で開かれた。大門商店街の市民交流センター・えんぱーくに次ぐ第2の交流拠点として、広丘地区を中心とした多くの市民に親しまれることが期待される。午前のセレモニーに約300人が集まり、完成を祝った。

 式典で小口利幸市長は「多くの人の知恵、汗、時間をいただき素晴らし施設が誕生した」と喜んだ。テープカットのほか高校生やNPO法人による多彩なアトラクションが催され、にぎわいを添えた。
 記念シンポジウムは塩尻産カラマツなど県産材をふんだんに使ったえんてらすの魅力を考える狙いで、設計監理を担った嶋本耕三さん=宮本忠長建築設計事務所=と、柳沢林業社長の原薫さんが登壇した。原さんは「知識としてでなく実感として木の心地よさを知ることが大切。森を育む木々によって生まれた空間はきっといい影響を与えてくれる」、嶋本さんは「施設を核に地域にも良さが波及していくことこそ街づくり。ふるさとを感じる場所になればうれしい」と話していた。
 えんてらすは公民館や図書館、子育て支援センターなどの複合施設で平成21年度より構想が進められてきた