連載・特集

2019.7.4みすず野

 最高峰リーグの再挑戦、その前半戦は厳しいものとなった。サッカーJ1の松本山雅FCである。半分の17試合戦って、4勝4分け9敗。目標の「トップ15(無条件でJ1に残れる15位以上)」を下回る17位で、このままではJ2へ自動降格だ◆J1初挑戦だった4年前と同じでは、「やっぱり上では通用しないのか」と、夢がしぼんでしまう。何とか後半巻き返し、15以内に食い込んでもらいたい。その最大のポイントは、素人目にも明らかなように、攻撃力の向上。17試合で9得点(リーグワースト)では勝てない◆得点力の高いストライカーの不在もあるだろうが、シュートにつなげる多彩な攻撃の形、それを見直す必要があるのではないか。反町康治監督は、本紙記者のインタビューの中で、「1回戦った相手なので、対策は講じられる」と、後半に向けた戦術と決意を語っていた。暑い夏を選手たちの底力とベンチワークで乗り切り、秋に夢をつなげてほしい◆松本山雅の戦いぶりが、どれほど大勢の人を勇気づけ、地域の元気の源になってきたか知れない。そう1点でも多く取ることが順位を押し上げ、元気もまたもたらす。