連載・特集

2019.7.3みすず野

 大粒の雨が降り出したかと思うと、短時間でやみ、夏の太陽が照りつける。またしばらくすると、雲に覆われ、雨が落ちてくる。外で仕事をしている人はかっぱを着たり脱いだり、もう大変。驟雨、にわか雨である◆梅雨の末期、大気の状態が不安定なために起きる。一方、この時季よく見られるのが虹。急に降った雨がやんで、雲の合間にきれいに掛かる。「あっ、虹」。見つけた人が即座にスマホで撮影、知り合いに送信して、「きれいね」と美しさを共有する、そんな時代になった◆さて、参院選が明日公示される。県区(改選数1)は自民党新人と国民民主党現職による、事実上の与野党一騎打ちで、かなりの激戦が予想されている。その県区はひとまず置き、今選挙の争点は何か。長く続く安倍晋三政権、安倍政治の是非を問う、ということだろう◆具体的には、「2000万円」で火がついた年金など社会保障制度、10月予定される消費増税、首相宿願の憲法改正、このあたりと思われる。夕方、東の空に掛かる虹を「夕虹」と言い、晴れの兆しとされる。政治を考える絶好の機会が訪れた。参加し、その先に虹を見いだそう。

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