連載・特集

2019.7.19みすず野

 参院選は、結果次第で時の政権を揺るがし、首相退陣につながる。自民党は平成の30年間で3回参院選で大敗したが、うち1回は12年前の第1次安倍政権下であった。結党以来初めて他党(当時の民主党)に参院第1党の座を譲った◆その3年後、今度は民主党が菅政権下で惨敗。以後"激動政治"が続いたのは記憶に新しい。菅民主党の惨敗の一番の要因は、選挙直前の政権公約で「消費税10%」に触れたこと。消費税論争に火がつき、支持を急落させた。消費増税は私たちの生活に直結するだけに、選挙結果を大きく左右してきた◆「秋の消費増税を控え、自民に逆風が吹く可能性十分ありますよ」。選挙が公示された直後、知り合いの年配男性が予測していた。消費増税、年金、憲法改正などを争点に繰り広げられた今参院選、早くも最終盤を迎え、あさって投票日を迎える。審判はいかに◆昨今20~30代の若年層ほど自民党支持が高く、60~70代の高齢層は低い傾向が世論調査ではっきり出ている。一方で浮動票は多く、その浮動票層が鍵を握るとも言われる。全体の投票率はどうか。「安倍政治」の是非を投票ではっきり示そう。