連載・特集

みすず野2019.7.1

 国民みんなで安全で明るい社会を築いていきましょう、と7月1日を「国民安全の日」に定め、社会を明るくする運動が、今月いっぱい展開される。私たちの社会が抱える問題は多岐にわたり、その闇も深いが、明るい社会実現のために呼びかけ、解決の道を探り続けたい◆昨今、そんな思いを強めている人は多いのではないか。子どもへの虐待、いじめ、不登校、引きこもり、貧困、差別、セクハラ、パワハラ、さまざまな事件、事故、詐欺、横領、贈収賄...挙げれば切りがない。家族や職場といった狭い、周りからは見えにくい場所で起き、明るみに出たときはすでに手遅れのケースも◆そんななか、失業などの事情で、住まいを失った人、生活の安全確保が困難な人向けの一時的な居住施設が、松本市浅間温泉1に開所した。市民団体「生存を支える会」(八木航代表)が運営し、仮住まいを提供して、自立支援活動を行う。困っている人のために力を貸そう、と動く人たちがいるのは心強い◆地域を見回してみよう。生活に難渋しているお年寄りはいないか、子どもは健やかに育っているか、中年の引きこもりは、と目配り気配りを。