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松本-上田直行バス 3カ月連続過去最多更新

 松本市と上田市が運行している定期観光路線バス「松本-上田間直行バス」の利用が好調で、1カ月当たりの一便平均乗車人数が3カ月連続で過去最多を更新している。4月は7・6人、5月は7・9人、6月は初の8人台となる8・1人だった。平成28年度の実質的な運行開始から4年目を迎え、県外客らを対象に周知の仕方を大きく変えたことが奏功したようだ。

 松本バスターミナルと上田駅お城口を結ぶバスで、土曜日と日曜日、祝日に2往復4便が運行されており、夏休みシーズンの8月は毎日運行される。
 一便当たりの平均乗車人数は28年度が3・95人、29年度が4・36人、30年度が5・26人と右肩上がりで増えている。本年度は3カ月間で平均7・85人と伸びが顕著で、松本市観光温泉課は「これまでと違う動き方をしている」と分析する。
 市は本年度の運行に当たり、信州大学や松本大学などの学生の利用を促すためにチラシやポスターでPRしたほか、インターネットの検索サイトで「松本城」「上田城」などと入力すると直行バスの広告が示される仕組みも導入した。首都圏を中心に閲覧する人が増えているという。
 直行バスは、県外から訪れる観光客の利用を意識し、県営松本空港の定期便や季節便を利用する人や、東京や金沢から新幹線で上田に来て直行バスに乗り継ぐ人の利便性も考えて運行ダイヤが編成されている。市観光温泉課は「いろいろな方の二次交通として利用されてきているのではないか。利用が上昇気流に乗ってきており、この風をうまく捉えてさらに利用促進を図りたい」としている。
 松本市は8月を利用促進に向けた「勝負の月」とし、抽選で30人に片道のバスチケットが当たる初めてのキャンペーンも行う。