地域の話題

麻績の元協力隊員が喫茶店開業へ 夢に向け新たな一歩

店内カウンターを清掃する大島さん

 元麻績村地域おこし協力隊員で、地域づくり支援員の大島枝保里さん(28)=麻績村明治町=は、早ければ今秋にも、村内に喫茶店「むろのき」を開店させようと準備を進めている。3年間の隊員活動の中で「村にあったらいい」と考えた、村民の憩いの場となる店を目指している。

 大島さんは平成27年12月から3年間、機織りや草木染など伝統工芸の復興を任務として活動し、3年の任期満了をへて定住した。今年5月、村商工会や知人の村民の協力で国道403号沿いにある、麻績郵便局の南隣の空き店舗(木造平屋)を借りられることになり、夢に向け一歩前進した。
 店内はホール(約50平方メートル)と和室(約20平方メートル)となっていて、喫茶店としてだけでなく、コミュニティースペースとしても活用できるよう、もともとの雰囲気を生かしながら改修する。
 幅広い年代の村民が集うことができ、情報交換ができる場所をコンセプトとして運営したい考えだ。壁面に情報掲示板を備えたり、和室を子ども専用の集会所や会議室として活用したりするなどのアイデアがある。周辺には、移住者が多い若者定住住宅もあるため、移住してきたばかりの人でも気軽に立ち寄り、情報をやりとりできる場所として活用されることを願う。
 今後は村商工会の補助金などを活用して水回りの修理や内装の補修などに着手する。大島さんは「村民の皆さんと一緒に"自分たちの居場所"づくりをやっていきたい」と話している。