教育・子育て

希望のバトンを子供たちへ渡そう 塩尻で大人の関わり方探るイベント

子供に対する大人の関わり方などを取り上げた集会
 塩尻市内の臨床心理士らでつくる市民団体・子どものミカタプロジェクトなどは29日、大門八番町のシビックイノベーション拠点・スナバで「子どもが未来に希望を持てる大人のあり方」と題した催しを開いた。生きづらさを乗り越えた若者の体験談を聞き、グループディスカッションなどを通して、未来に希望を持てるために大人ができることを考えた。
 約50人が参加した。10代で精神疾患を患い自殺しようと思ったという20代女性は、自由に人生を楽しむ大人との出会いで「心が楽になれた」と紹介した。社会的少数者の思いや活動などをウェブメディアで紹介するNPO法人soar(ソア、東京都)の工藤瑞穂代表は「課題や困難だけではなく、希望を伝えることで前を向ける人がいる。必ず誰にでもサポートが届く世の中にしたい」と語った。  グループディスカッションでは「大人自身が自由で楽しむことが大事だと思った」「母親だけが育児を背負い込むのではなく、周囲の頼れる大人が関わればいい」などの意見が出されていた。同プロジェクトの上間春江代表=広丘高出=は「いろいろな立場の大人が、子供の未来を主体的に考えていくことにつながればうれしい」と話していた。

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