教育・子育て

筑北の小学校統合へ正念場 計画案の提示に向けて準備

勉強会で意見を交わす保護者有志ら
 筑北村の筑北、坂井両小学校を統合させ、現在の坂井小校舎を使う新しい小学校の来春開校まで、あと9カ月余りとなった。村教育委員会は7月に、村学校統合等準備委員会の検討結果を踏まえた「新筑北小学校学校統合全体計画案」を、村民の意見を吸い上げるためのたたき台として示す。
 統合等準備委は教職員や保護者、有識者らでつくり、学校目標や通学方法、服装、放課後児童クラブについて部会に分かれ、検討してきた。  計画案の中で、焦点の一つになりそうなのが登下校で使うスクールバスの運行方法だ。村教委は、バスの乗車時間を短くして子供の負担を軽減するため、バス1台につき児童が乗り降りするバス停を1、2カ所に限る方針だが、通学方法を検討してきた部会では「バス停を増やし、徒歩時間を減らして安全性を高めてほしい」との意見も出ており、今後検討の余地があるという。  村教委は計画案の説明会を7月25日午後7時から、本城多目的ホールで開く。新統合小の教育方針や、学習支援など児童の居場所となるような放課後児童クラブの運営などについて説明される。村教委は「保護者の希望に添うためにも、児童の見守り体制づくりなど地域の協力が欠かせない」とし「多角的に考え、建設的な意見を出してほしい」と話している。     ◇   一方で、これまで学校統合に疑問を呈してきた住民有志も、統合を前提とした上で、より良い学校環境をつくりたいと独自に勉強会を重ねている。  このほど坂北総合福祉センターで開いた勉強会には、有志4人と村議会議員4人が参加し、通学方法や児童の見守りなどについて意見を交わした。「教育を受けたいと思う人が増えるような村づくりをしてほしい」「学校に魅力を感じて移住してくる人がいるのだろうか」といった意見が出ていた。  今後も継続して開く考えで、発起人の中村武史さん=坂北=は「妥協を重ねた上での統合だが、よりよい方向にもっていけるようにしていきたい」と話した。