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駆ける乗鞍岳山上へ 天空マラソンに1500人

朝日を浴びる乗鞍岳を背景にスタートを切るランナーたち

 松本市安曇の乗鞍高原から乗鞍岳の山上へ駆け上がる「第14回乗鞍天空マラソン」(のりくら観光協会主催)が23日に開かれた。国内で最も標高の高い場所で行われるフルマラソン(42・195キロ)に全国から約1500人のランナーが集い、青空の下、乗鞍の大自然を満喫しながら爽やかな汗を流した。

 コースは県道乗鞍岳線などに設定され、標高約1500メートルの乗鞍観光センターを起・終点とし、約2600メートルの大雪渓で折り返す。
 雲間から朝日が差し込み始めた午前7時15分すぎ、ランナーが一斉にスタートを切った。果物やキャラクターの着ぐるみをまとって駆ける出場者もいた。コース沿いは、高原でレンゲツツジの花が彩り、高山帯で高さ5~8メートルに及ぶ雪の壁がそそり立つなど、山岳コースならではの景色がランナーたちの目を楽しませた。
 初挑戦で164位となり、4時間16分21秒のタイムでゴールした新潟県長岡市の会社員・田口明広さん(51)は「この時季に雪渓を見られるのは珍しい。大勢の参加者を励みにして、完走することができた」と笑顔で額の汗を拭っていた。