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塩尻市営球場の駐車場が不足 周囲の宅地化進み縮小

駐車場不足となっている市営野球場
 塩尻市広丘高出にある市営野球場が、駐車場不足に直面している。周辺の宅地化でこれまで駐車場として借りていた土地が使えなくなり、代替地も見つからないためだ。昭和40年の建設から半世紀以上が経過し、施設の老朽化とともに課題となっている。
 球場西側の民有地を借りて35台分あった駐車場にアパートが建設され、7台分に縮小した。数年前までは近くに市土地開発公社の土地で約50台分の駐車場もあったが、宅地開発のため使えなくなった。これにより、現在駐車場として使用できるのは球場北側に借りている民有地と、球場に隣接する高出保育園の駐車場、外野スタンド側の空き地だけで、全て合わせても100台程度となっている。  平成30年度の市営野球場の利用者数は延べ1万8284人で、軟式野球連盟や少年野球の大会のほか、早起き野球でも使用されている。また、東京都市大学塩尻高校や松本国際高校の硬式野球部が練習に使っている。内野スタンドが小さくファウルボールが場外に出てしまうため、少年野球以外の硬式野球の試合は行われていない。  球場の東側では都市計画道路広丘東通線の拡幅が進み、周辺は今後も宅地化が進むとみられる。市議会からは移転の検討を求める声も上がっているが、赤津光晴市民交流センター・生涯学習部長は「財政的に厳しい中、他の社会教育施設やスポーツ施設も含めて(令和6年度が初年度の)第6次総合計画に向けて検討を進めたい」と話している。

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