教育・子育て

安曇野の放課後児童クラブ 6年生まで拡大検討へ

 放課後に小学1~4年生を預かっている「放課後児童クラブ」について、安曇野市の宮澤宗弘市長は17日の市議会6月定例会・一般質問で、可能な所から6年生までの拡大に取り組めるよう早急に検討していくとの意向を明らかにした。小学校によって将来の児童数の推移傾向が異なるため、ある時期に全11クラブを一律に拡充するのではなく、校区ごとに方針を定めて対応していく。

 中村今朝子氏(公明党)の質問に答えた。拡充する時期は明示しなかった。西村康正教育部長は「昨年12月から1月にかけて、小学校5、6年生の保護者全員を対象にアンケートを行ったところ、多くの人から6年生までの拡大の希望をいただいた」と説明した。
 放課後児童クラブは、児童館や小学校の教室を利用している。児童たちは、登校日は原則として徒歩で来館し、午後6時まで過ごし、迎えに来た保護者と帰宅する。共働き世帯の増加などにより、子供たちが安全に放課後を過ごせる場所として需要が高まっている。
 西村部長は「小学校の余裕教室や既存の施設を活用して定員増を図ってきた。現在の定員は1077人で、平成26年度に比べ、約200人の増となっている」と述べた。だが、対象が1~4年生だけでも昨年度はピーク時の登録者は992人で、ほぼ定員いっぱいの状況が続いている。一部を全学年まで対象を拡大するとしても、場所やスタッフの確保が今後の課題となりそうだ。