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木曽警察署に新キャラ 詐欺防止や交通安全PR

 木曽警察署に、特殊詐欺防止や交通事故防止の啓発活動に使う独自のマスコットキャラクターが登場した。木曽署がある木曽町に江戸時代、四大関所の一つ「福島関所」があったことにちなみ、関所を題材にしたキャラクターを考案、「関所☆ブラザーズ」と命名した。今後グッズ展開も行う。

 福島関所をイメージした姿で、左右の柱に顔や手足を描き、警察官の帽子やヘルメット、ベルトを着用したデザインにした。旧中山道の要衝として厳しい取り締まりが行われた福島関所のように、「詐欺も交通事故もいろいろストップさせる」がコンセプト。昨年3月まで、生活安全・刑事課に勤務した警察官が発案し、その後、生活安全係でキャラクターの構想を引き継ぎ、4月に完成した。
 4月の年金支給日に合わせた啓発活動で、音声で注意を呼び掛ける機械の上に掲示され、初登場した。8月の年金支給日までに、キャラクターを使ったクリアファイルやコースターを作り、啓発グッズとして配布する。地元の祭りで木曽署がブース出展する際の利用も検討している。
 県内では、長野中央署の「けいさつのおにいさん」や、松本署の「かもし課長」など、一部の警察署に独自のキャラクターがいるという。木曽署の生活安全・刑事課の田村洋之課長代理は「さまざまな啓発活動に使えそう」と手応えを話し「住民に親しんでもらい、啓発活動の成果も上がればいい」と期待していた。