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筑北・坂北荘の浴場彩る善意の花 年間通して中庭飾る

カンパで購入して坂北荘の中庭を彩る花々。7月初めころまで楽しめる

 筑北村の日帰り温泉施設・坂北荘の浴場から見える中庭に、坂北荘の職員や有償ボランティアのサポーターたちがお金を出し合って購入した花が飾られ、入浴客の目を楽しませている。これまで花がなかった時期にも癒やしの気分を味わってもらおうと初めて試み、施設をより一層盛り上げたいと願った"善意の花"だ。

 中庭には、地元農家らの協力を得て、冬から春にかけては葉ボタン、7月からはユリ、秋は菊―と花が飾られている。4月末から6月までだけは、村内で栽培されていないなどの理由で展示が途切れてしまっていた。
 花を目当てに訪れる入浴客も多いことから、花を購入し、通年展示にして入浴客に楽しんでもらおうと、4月に所内でワンコインの資金カンパを始めた。大塚文登所長は「大勢の入浴客が訪れる時期に花がないのはもったいなく、寂しいと思った」と話す。
 5月初旬までに4550円の善意が寄せられ、パンジーやサルビアなどの花をプランターに植えて並べた。入浴客からは「お風呂から見える花はやっぱりきれい」と好評だ。
 今年もユリの開花が例年並みになる見込みのため、購入した花を7月初旬ころまで楽しめそうという。大塚所長は「これからも地域の皆さんと一緒につくる施設にしていきたい」と話している。

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