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花フェスタが閉幕 来場者70万人超える

都市緑化フェアのシンボル・フェア旗の引き継ぎセレモニー。長野県から来年の開催地・広島県へ旗が引き継がれた

 国内最大級の花と緑の祭典として県内で初開催された「第36回全国都市緑化信州フェア・信州花フェスタ2019」(実行委員会主催)が16日、閉幕した。4月25日から53日間にわたって中信4市を会場に花や緑と触れ合う企画を展開して緑ある豊かな暮らしや、まちづくりの魅力を多彩に発信し、最終日に累計来場者数が70万人に達した。閉幕行事では、国や県、中信4市の代表、緑化関係者らが花フェスタを契機に緑化推進の輪が一層広がることを願った。

 閉幕行事はメイン会場・県松本平広域公園で行われた。70万人の来場は実行委が当初見込んでいた50万人を大きく上回るにぎわいぶりだった。実行委会長の阿部守一知事は「多くの方に花や緑に包まれた豊かな暮らしの魅力を感じていただけた。信州から、美しいまちづくりや地球温暖化防止に資する都市緑化を一層進めていく」とあいさつした。都市緑化フェアのシンボルであるフェア旗の引き継ぎセレモニーもあり、来年の開催地となる広島県の湯崎英彦知事へ旗が手渡された。
 70万人目の来場者は松本市並柳3の会社員・岡田渉さん(32)と妻の未菜さん(34)、長男の幸継ちゃん(3)、次男の晴芳ちゃん(1)の家族だった。会期中4回ほど家族で遊びに来たといい、未菜さんは「花や自然あふれる会場で心が豊かになる時間が過ごせた。これだけの規模で緑や花と触れ合う場は貴重で、子供たちにとってもいい機会だった」と喜んでいた。
 閉場が迫った午後5時前には、会場運営を支えたボランティアたちがゲート近くで来場者を笑顔で見送り、花の苗をプレゼントした。松本出身で山梨県から家族5人で来場した会社員の小林夏樹さん(42)は「最終日にやっと遊びに来られた。もらった苗は家の庭で育てたい」と話していた。
 来年の全国都市緑化フェアは広島市の中央公園を主会場に3月19日~11月23日まで行われる。