地域の話題

田んぼアートが見頃に 豊科で展望台オープン

 色が違う稲の苗を植え、育つと見事な絵柄が浮き上がる安曇野市豊科南穂高の「田んぼアート」が見頃を迎え、安曇野スイス村に設置された展望台が15日、オープンした。安曇野市や市観光協会、JAあづみなどでつくる実行委員会が企画した初の取り組みで、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」にちなんだ絵柄を稲の苗で描いている。9月28日まで観覧できる。

 黒や緑、紫などの8種の苗で、歌舞伎俳優の中村勘九郎さん演じるマラソン選手・金栗四三の表情や走る姿を表現している。高さ6・6メートルの展望台からみると、中村さんのさわやかな笑顔など見事な絵柄とともに、水田や屋敷林といった田園風景が望める。測量や苗の育成、田植えにボランティア延べ500人以上が携わって完成させた。
 15日に展望台のそばでオープニングセレモニーが開かれ、関係者約20人が出席した。実行委員長を務めた丸山庄一・市観光協会長は「素晴らしい絵ができあがった。ぜひ各方面でPRしてほしい」と呼び掛けた。
 観覧料金は中学生以上が300円、小学生100円。