地域の話題

生坂と山雅がおやきでコラボ スタジアム販売も視野に

5月のサポーターミーティングで提供された試作中のオリジナルおやき

 サッカーJ1松本山雅のホームタウンとなった生坂村の農業公社と、チームの運営会社・松本山雅が連携して、オリジナルおやきの開発に取り組んでいる。ホームタウン活動の一環で始まった特産品開発で、山雅らしさと生坂らしさの両方を取り入れたおやきになるように知恵を出し合っている。将来的にはスタジアムでの販売も視野に入れている。

 開発中のおやきは直径約10センチのまんじゅうタイプで、生地にホウレンソウパウダーを練り込んで山雅のイメージカラー・緑色を表現する。具は、村産の大豆を使ったおからを、喫茶山雅(松本市)で提供しているカレーと、公社が運営するかあさん家が手掛けたみそで味付けした。食感をよくするためにキャベツも入れ込んだ。
 試作は3月に始まり、辛さの調整などに試行錯誤を重ねてきた。5月に村内で開かれたサポーターミーティングで試食会が行われ、サポーター約30人が試食した。
 今後は包装デザインなどの調整に入るという。藤澤泰彦村長は「おいしくて食べやすかった。珍しい取り組みだと思うので(おやきを)きっかけに村に来る人が増えたらうれしい」と期待していた。
 公社の岩間陽子理事長は「村おこしを手伝ってもらっているので、村もいろいろな村民が関わって(山雅を)応援していることを発信できたらいい」と話し、山雅の営業本部コミュニティ推進部の渡邉はるかさんは「特産品を通じて生坂村に足を運んでもらい、地域活性化につながってほしい」と願う。
 14日に行われた村議会6月定例会の一般質問でも吉澤弘迪氏が直売所・いくさかの郷と山雅との連携について取り上げ、おやきの開発も話題に上った。