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松川村歌に全国から198件応募 予想超える反響に喜び

役場に寄せられた「松川村村歌」の応募作品
 松川村が、村制施行130周年記念事業として進めている「村歌」の制定事業で、5月31日の締め切りまでに、村の予想を大きく上回る198件の作品が全国から寄せられた。村の担当者は「応募条件が厳しく、他の自治体の例などから考えて『応募ゼロ』の可能性もあるのではないかと考えていた」と明かし、予想外の反響の大きさに驚きと喜びを隠さない。第1次審査が始まっており、10月25日の村制施行130周年記念式典で、村にとって初めてとなる「村歌」をお披露目する。
 作詞・作曲で1作品とし、昨年末から楽譜と音源を募集した。北海道から沖縄まで全国の10~80代から、村の歴史や文化、自然などを題材に、村への親しみを込めた力作が寄せられた。カセットテープに元気な歌声を入れたお年寄りの作品や、親子で制作して子供が歌う作品、音声合成技術を使ったボーカロイドが歌う作品、セミプロの作品などがあった。イメージをつかむために県外から村に足を運んだ人や、応募を機に初めて村を訪れた人もいたという。  審査は、平林明人村長や村出身の音楽家などでつくる村歌制定委員会15人が行う。幅広い世代が親しめるように、村内の10~80代が審査に携わる。  第1次審査は、委員がそれぞれ全曲を聞いて採点し、4分の1にしぼる。第2次審査は7月下旬に予定し、最優秀賞1作品を決め、村歌に制定する。  担当の村総務課1万人復活特命係は、村のホームページだけでなく「公募専用サイト」なども活用したほか、音楽学校で呼び掛けたことなどが応募増につながったとみる。担当者は「村を象徴し、誰からも愛される村歌が生まれるのが楽しみ」と話している。  村歌がお披露目される記念式典は、10月25日に村すずの音ホールで開かれる。平林村長は「長く親しまれ、歌い継がれる村歌の誕生を期待し、皆さんとともに節目をお祝いしたい」と話している。