教育・子育て

塩尻のファミリーサポート 利用件数3割増加

 子育て中の母親たちを手助けする、塩尻市の「ファミリーサポート」事業の利用件数が伸びている。平成30年度の延べ利用件数は740件で、前年度比179件増と約1・3倍になった。市は核家族化など母親が一人で子育てしなければならない現状が背景にあるとみている。
 市のファミサポ事業は0歳から12歳までの子供を有償で預けられるサービスで、平成15年度に始まった。利用する「依頼会員」と、手助けをする側の「提供会員」がある。両方に登録する人もおり、30年度末時点の依頼会員は527人(前年度比82人増)、提供会員は83人(同6人増)といずれも増えている。  利用の内訳は、保護者が仕事の際の一時預かりや、帰宅が遅くなった時の放課後児童クラブや保育園からの迎えと預かりが多い。リピーターとして定期的に利用する人もいる。市の子育てサポーター養成講座を修了し育児についての基礎知識を身に付けた人が提供会員として登録しており、預ける側としての不安も少ないという。  市子育て支援センターの羽多野紀子所長は、急病などいざという時の"保険"として登録する人も多いことを挙げ「昔は近所の人に預けるということもできたが、今はそれが難しい時代。急用や急病だけでなく、お母さんのリフレッシュにも使ってもらいたい」と話していた。  本年度の子育てサポーター養成講座は17日に開講する。講座やサポート事業利用に関する問い合わせは市子育て支援センター(電話番号0263・53・3382、水曜日休館)へ。