政治・経済

市民の安全対策 安曇野市会一般質問に 相次ぐ事件事故を反映

 17~19日に行われる安曇野市議会6月定例会の一般質問では、子供の安全確保や免許返納の促進が複数の議員に取り上げられる。全国で後を絶たない高齢ドライバーによる事故や、子供が巻き込まれる悲惨な事件への関心の高まりが、市民の安全対策を見直す機会につながっており、議論の行方が注目される。

 「高齢ドライバーによる事故を発生させないための対策は」
 「(交差点で強引に右折する)『松本走り』について安曇野市でも対策を」
 「悲惨な交通事故や痛ましい事件が発生しないような対策を推進することが私たちに与えられた永遠の命題」
 登壇する19人の発言通告書の中にはこうした項目や文言が見られる。質問する議員の一人は「子供が巻き込まれる事件事故に、怒りややりきれなさが込み上げる。田舎だから安心だとは思ってはいけない」と警戒感を募らせる。
 少なくとも議員4人が交通安全や防犯をテーマに取り上げ、市内の事故状況、通学路の安全対策、防犯カメラの設置などについて質問する。主要な公共交通がデマンド交通に限られている中で高齢ドライバーの免許返納をどう促すか、子供に対する安全教育はどうあるべきかなども議論となる見通しだ。
 市内では今年、交通事故が例年を上回るペースで発生している。宮澤宗弘市長は4日の開会あいさつで、全国で相次ぐ痛ましい事件事故に触れ「市としても警察、交通安全協会など関係機関や団体との連携を一層深め、安全で安心な市民生活のための各種対策を強化する」と述べており、その具体的な内容が注目される。一般質問の登壇者と質問内容は市議会のホームページで確認できる。

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