政治・経済

改選後初の松本市会一般質問 新人市議の半数以上が登壇へ

 改選後初となる松本市議会一般質問が、6月定例会中の17~19日の3日間行われる。11日正午に質問の通告が締め切られ、全31人の議員中17人が登壇する。初当選した新人も9人のうち5人が質問に立ち、市政課題などについて積極的に発言していく構えだ。市長ら理事者側とどんなやりとりを展開するのか注目される。

 今定例会の一般質問は計34件で、旧開智学校校舎の国宝指定や先月の民間廃棄物処理施設火災に関する市の対応など最近の話題のほか、4期目の最終年となる菅谷昭市長の政治姿勢を問う内容も目立つ。新人は無所属3人と政党の会派所属の2人が行う。
 会派所属のある新人は「どんな角度から聞いたらいいか練り直している」と過去の議事録を参考に準備に余念がない。質問時間が15分と限られる無所属の新人は「要領もよく分からず不安も大きい」としつつ「自分の考えも主張したい」と意気込む。
 一方、ベテラン議員は「ポイントを明確に答弁をもらえるようにする」と気持ちを新たにし、別の議員は「市長自らが答える場をつくる」と力を込める。
 「様子見」で初定例会での一般質問を見送った新人もいるが、先輩議員の1人は「質問の組み立てや作法を学んで準備し、焦らず磨きをかければ良いのでは」と話す。
 初当選から間もない新人たちが早くも一般質問に立つことは先輩議員にも刺激を与えているようだ。「意欲を持った1年生に驚いた」という中堅議員は「市民に議会に注目していただけるのではないか」と期待する。
 一般質問では答弁書が事前に用意され「紋切り型」などとも言われるが、市幹部は「議員の質問を機にまちづくりの一つの方向性が見えれば」と語る。別の幹部は、細かな施策など「枝葉」ではなく方向性など「幹」となる部分で「骨太の、お互いに聞き応えのある論戦ができれば」と期待する。