政治・経済

松糸ルート案犀川左岸も 安曇野で市民説明会

 地域高規格道路・松本糸魚川連絡道路(松糸道路)のうち安曇野市内を通る新設区間のルート案を再考する県は9日、事業の市民説明会を市役所で開き、ルートの検討範囲を犀川右岸の明科だけでなく左岸の穂高、豊科方面にも広げることを発表した。今後、この範囲でルートを複数提案し、市民と意見交換を重ねて絞り込み、年度内の決定を目指す。

 県安曇野建設事務所が示した検討範囲は、新設区間の終点となる安曇橋上流の高瀬川右岸道路から、長野道安曇野インターチェンジ(IC)にかけて南北に長い楕円形のゾーン=地図=だ。安曇野北IC(仮称)、安曇野ICそれぞれを起点とする案を含めて検討する。
 さらに道路整備のイメージとして、盛り土構造にするか、現道を活用して高架構造にし、延長600~800㍍の乗り入れ箇所を数カ所設ける│といった考え方も紹介した。「地域にとって使い勝手のいい道路にするには、どこに乗り入れ箇所を設置するかが重要なポイントだ」とし、住民との意見交換や、松糸道路を生かしたまちづくりを検討する市との調整を十分に行う考えを示した。
 県は▽道路の必要性確認▽複数ルート案の提示、評価項目の設定▽複数案の比較評価▽最適ルートの決定│という手順で検討を進める。各段階で説明会を開いて住民と意見交換を行う。

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