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お茶壺道中宿場に風情 奈良井宿で市民ら80人再現

 木曽漆器祭・奈良井宿場祭(実行委員会主催)は最終日の9日、塩尻市の奈良井宿で時代行列「お茶壺道中」が行われた。江戸時代、将軍家に献上するお茶を京都から江戸まで中山道を通って運んだ宇治採茶使が市民ら約80人によって再現され、宿場を彩った。

 装束に身を包んだ一行は採茶使が宿所にした長泉寺を出発し、鎮神社で折り返して奈良井駅に向かった。宇治茶献上の歴史をまとめた瓦版を手配りしながら「下にー下にー」の声を響かせ、風情ある通りの中央をゆったりと歩いていた。
 地元の小学生や専門学校生、同じくお茶壺道中ゆかりの山梨県都留市の関係者のほか、インターネット公募した市民らが行列に参加した。永井裕・宿場祭推進部会長(49)は「見る側も歩く側も普段とはひと味違う時間を楽しみ、一帯のにぎわいになれば」と話していた。

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