地域の話題

木曽漆器祭で初の「つながる市」 高齢化の町に「食」で活気創出

 塩尻市楢川地区で開催中の木曽漆器祭に合わせ、木曽平沢の上町で8日、「つながる市in木曽漆器祭」が初めて開かれた。生活雑貨や食品などを扱う「無印良品」の呼び掛けで「食」をテーマに松本市内の5店舗が出店し、イベントを盛り上げた。

 国内産の蜂蜜や信州の郷土食・うす焼き、玄米ドーナツ、ジャムなど多彩な商品が並べられた。無印良品のブースもあり、家族連れや若者を中心に、行き交う人が足を止めて買い物を楽しんでいた。
 上町は漆工町の南端にあり、近年は高齢化が進んで祭りで店を開く漆器店が減り、足を運ぶ客も減少していたという。木曽漆器工業協同組合の武井祥司事務局長は「今年は人の流れが変わり、上町まで足を運んでもらえてにぎわっている」と喜び「若い人たちにも漆器祭や漆器を知ってもらえる機会になれば」と願っていた。
 無印良品を運営する良品計画は、地域の人と出店者、来店者を結び付けるというコンセプトで「つながる市」を各地で開いている。無印良品イオンモール松本店の平林優史店長は「普段足を運びにくいような店舗に出店してもらった。地域貢献の取り組みの一つとして、木曽平沢の皆さんの役に立てたら」と話していた。

連載・特集

もっと見る