地域の話題

大河ドラマで熱演お笑いから新境地 山形出身・百瀬さつきさん

 山形村下竹田出身の百瀬さつきさん(28)が、お笑いコンビ「ガール座」のツッコミ担当として活動しながら、活躍の場を広げている。東京都内でライブを重ねる一方で、放送中のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」に、大正時代の女学生「白石」役で出演している。6月中は出番があり「同世代に見てほしい」と張り切っている。

 「いだてん」は、日本人初のオリンピック選手・金栗四三と、前回の東京五輪(昭和39年)を招致に尽力した田畑政治の姿を軸に、同五輪までの半世紀を描く。百瀬さんが演じる白石は、日本に女子スポーツを根付かせたいと決意した四三が赴任する東京府立第2高等女学校に在籍しており、仲間同士で交わす当時の女学生の言葉遣いがインターネットで話題になっている。
 百瀬さんは、スポーツ歴などを聞かれたオーディションに「反復横跳びが速い大人です」とPRして合格した。「いだてん」は2回目のドラマ出演だが「準備したことの100メートルくらい先のことを要求される。難しい」と言う。
 ただ、「自意識過剰でお調子者。女の子のグループにはこういう子が一人はいる」とみている白石を演じるのは「ベースが自分と同じで、演じていて楽しい」と感じてもいる。同じ女学生役の共演者と仲良くなったのも大きな収穫だった。
 ガール座では、所属する松竹芸能が運営する劇場・新宿角座などで活動する。山形県出身で同じ大学にいた小野綾香さんが相方で、コントを中心に「女の子の"あるある"をネタにしている」といい、オーディションを受けてテレビにも出演する。
 百瀬さんは「コンビの仲が良く、楽しくやっている。私が楽しいと感じることを見て、共感して笑ってもらえたらうれしい」と話す。
 山形小学校と鉢盛中学校、松本蟻ケ崎高校を卒業し、大学進学で東京に出た。百瀬さんは「頑張っています。大河ドラマでは、白石の姿を見てほしい。山形出身で、こういう人もいるんだなと思ってもらえればうれしい」と張り切っている。