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木曽漆器熱心に品定め 楢川で祭り開幕あすまで

漆器を手にとって品定めをする人たち

 塩尻市楢川地区の伝統産業・木曽漆器や宿場町の風情をアピールする「木曽漆器祭・奈良井宿場祭」(実行委員会主催)が7日、3日間の日程で始まった。漆工町の木曽平沢を中心に約80店が出店し、県内外から訪れた多くの人が漆器を買い求めている。期間中は多彩な催しがあり、9日には奈良井宿で時代行列の「お茶壺道中」がある。

 初日はあいにくの雨模様となったが、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定される木曽平沢には大勢が訪れ、店内や軒下に並べられた漆器を手に取り、見栄えや手触りを確かめながら品定めをしていた。毎年訪れている静岡県熱海市の鈴木譲さん(71)、由美子さん(70)夫妻は、自宅に木曽漆器があふれているといい「町並みに漆器が合う。店の方のもてなしもうれしい」と笑顔を見せていた。
 今回は新企画として、木曽平沢の上町で8日、「つながる市」が開かれ、カフェや料理店、蜂蜜の店などが出店して交流の場をつくる。奈良井では8日と9日、地元の住民団体が主催する「野の恵み」「森の恵み」と題した展示販売会がそれぞれ開かれ、特産のトウブキや木工品などが販売される。
 木曽平沢~奈良井間では無料のシャトルバスが運行されている。