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日航大阪線 搭乗率8割へ 2季連続で達成目指す

 県営松本空港と大阪国際(伊丹)空港を結び、8月に1カ月間運航する季節便・大阪線の利用を呼び掛けるPR活動が今年も本格化している。運航開始から6年目を迎える大阪線については、目標値の搭乗率8割を昨年に続いて達成できるかどうかが注目だ。7月には松本空港ジェット化25周年を迎えることから、県や関係市町村などでつくる信州まつもと空港地元利用促進協議会(会長・菅谷昭松本市長)は大阪線の通年化も目指し、片道わずか50分という利便性を広く知ってもらう活動をより強化していく考えだ。

 大阪線の搭乗率は昨年、目標値の80・0%にぎりぎりで達した。通年化を目指す県などは今年、運航初年度(平成26年度)以来となる8割超えを目指す。就航5年を経過して大阪線の知名度は上がってきており、ジェット化25周年の節目も意識して、運航会社の日本航空(JAL)と調整した上で目標値を昨年と同じく高めに設定したという。
 地元利用促進協などは1日、松本駅お城口でPR活動を行い、ミス松本の今村凛佳さんら10人が、運航期間やダイヤの案内チラシを添えたポケットティッシュ2000個とうちわを通勤中の駅利用者らに配布した。
 活動に参加したJALグループ・ジェイエアの客室乗務員・山田仁美さんは「関西圏へのアクセスが速い大阪線をぜひ利用してほしい」と笑顔で呼び掛けた。地元利用促進協事務局を務める市観光温泉課の小林功治さんは「PR活動は大阪線が運航を始めた時からずっと続けてきた。3年連続で搭乗率は上昇しているので効果はあると思う」と期待した。
 県内だけでなく、関西圏からの利用者も増やすため、大阪でのPR活動も予定する。県松本空港利活用・国際化推進室の岩下秀樹室長は「夏の季節便として6年目を迎えた実績は大きい。さらなる利用促進に努めていきたい」と話している。