地域の話題

木曽で「しあわせ信州移動知事室」始まる

 阿部守一知事が地域に出掛けて課題を吸収し住民の声に耳を傾ける「しあわせ信州移動知事室」が7日、木曽地域で2日間の日程で始まった。初日は子育て世代の母親、地域づくりに取り組む若者との対話があり、気さくな雰囲気の中で活発に意見が交わされた。

 木曽町福島の御料館では、木曽地域の母親らでつくる「木曽子育てまちづくりの会」のメンバー8人と知事が昼食を共にしながら話す「ランチミーティング」があった。
 「本当は子供と一緒にいたい」という思いと「働きたい、働かなければならない」という思いが両立できない社会のあり方が話題となり「子供をおんぶして働ける仕事があれば」と盛り上がった。知事は「昔は職住が一体だった。子供と働ける職場は考えなくてはならない」と同調した。「高校が木曽には二つしかなく将来が心配」と県立高校の再編議論の行方も話題となり、知事は「地域の高校はなるべく存続させたい」と答えた。
 御料館近くのコワーキングスペース・ふらっと木曽では、デザイナー、猟師、主婦、柿葺職人、大学生ら多彩な9人の若者と語り合った。参加者同士が互いの地域づくりの取り組みを知る機会ともなり「混ざり合い、つながることでいろんなことができる。ここから何かが生まれそう」と知事が話すと、全員がうなずいていた。
 8日は、木曽町三岳の御岳ロープウェイと隣接の国有林で、知事が出席して県植樹祭が開催される。

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