政治・経済

税のQ&A QRコードで 塩尻市がサイトで新サービス

 市民税・県民税の納税通知書に掲載されたQRコードを読み取ると、税に関するQ&Aサイトを閲覧できる新サービスが本年度、塩尻市で始まる。多くの疑問や質問が寄せられる納税に関して市民自らが検索できる環境を整え、税への関心や理解を促す狙い。通常、納税通知書の発送後は税務課に問い合わせが殺到するが、サイト開設により混雑緩和や職員の負担軽減につながるかも注目される。

 6日に発送する市・県民税納税通知書、約1万4000通にQRコードを掲載した。スマートフォンなどで読み取るとQ&Aサイトが表示される仕組みだ。市・県民税の基本、種類、納め方や使途などに関して想定される質問100項目を載せ、端的かつ明瞭に回答を紹介している。サイトは市の公式ホームページ内に開設されQRコードに対応できない人も閲覧できる。
 税務課によると同納税通知書を発送する6月は電話回線や窓口が埋まるほど問い合わせが相次ぐ。一方、問い合わせの多くは税の基本事項のためQ&Aサイトで対応可能と判断し、市民サービスの向上を図ることとした。毎年1~6月は確定申告相談、市・県民税対応、所得課税証明書発行などで担当職員の時間外労働が恒常化する中、負担軽減につながることも期待される。
 市民の反応を見た上で、他の税金へのQRコード活用も検討していく。同課市民税係は「難しいと敬遠されがちな税の仕組みや役割にまで関心を深めてもらう機会になれば」としている。

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