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5月平均17.3語 夏日17日も 暑さ常態化 7~8月は平年並み

 気象庁の観測によると、松本(松本市沢村)の5月の月平均気温は17・3度となり、5月としては明治31(1898)年の観測開始以来7番目に高かった。高気圧に覆われてよく晴れた日が多く、加えて南から暖かい空気も流れ込んだためだ。際立つ高温多照傾向を反映して、月日照時間は平年より63・6時間も多い272・6時間に達し、5月としては歴代3位を記録した。一方、降水量は平年の100・0ミリに対し65・5ミリと少雨だった。

 ただ、月平均気温はここ5年間では最も低く、5月の暑さが常態化しているようだ。平均気温は、上旬は寒気の影響で平年を0・8度下回る14・4度だったが、中旬は18・1度、下旬は19・1度で平年を2度以上も上回った。
 最高気温が25度以上の夏日は17日間もあり、うち25~27日は30度以上の真夏日を3日連続で観測した。27日の33・6度は5月としては観測史上初めての33度台で、同日は安曇野市穂高で5月歴代最高の34・5度だった。
 日照時間は、上旬が86・8時間、中旬が88・5時間、下旬が97・3時間を観測し、いずれも平年値を20時間前後上回った。一日に8時間以上の日照を観測した日は21日間あり、うち10日間は12時間以上もあった(最長は25日の13・1時間)。
 降水量は、寒冷前線の影響で県南部を中心に各地で大雨を降らせた21日の51・5ミリを除き、10ミリ以上のまとまった降水は観測されなかった。特に中旬は2・0ミリと平年の約20分の1しかなかった。
 気象庁がこのほど発表した長野県を含む関東甲信地方の天候の3カ月予報(6~8月)によると、日本付近の偏西風の蛇行は平年より南寄りで、太平洋高気圧も本州付近への張り出しは弱いと予想される。今夏で平年より気温が高いのは6月のみで、7~8月は平年並みの暑さにとどまる見通しだ。
 長野気象台は4日に県内の気象まとめを発表する予定だ。

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