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塩尻市の古着回収 7月にも再開へ

 塩尻市は3月末で終了していた古着の拠点回収を、7月中旬をめどに再開する。業者が求めていた回収運搬費用を市が負担することで従来通り2カ所の拠点を設ける方針で、関連費用を計上した本年度一般会計補正予算案を市議会6月定例会に提出する。
 古着の回収拠点は広丘高出と広丘野村の大型店の駐車場に設けていた。専用コンテナを設置してあり、いつでも持ち込めるため便利で、平成30年度は2カ所で計113トンの古着が回収された。28年度に始まって以降、持ち込まれる古着は年々増加していた。  市生活環境課によると、従来は業者が回収運搬費用を負担しても再利用可能な古着を輸出することで採算が成り立っていた。しかし最近は東南アジアを中心とした古着の需要が縮小し、価格も底値が続いているため、業者が回収・運搬費用の負担を市に求めていた。市はいったん事業の継続を断念したが、「古着をごみとして焼却するより、費用負担が多くなっても再利用でごみを減らすべきだと判断した」。  回収委託料は163万円。拠点の設置箇所、再開時期は検討中としている。