政治・経済

アルピコの売上高1000億円超、初の大台に 3月期連結決算発表

記者会見する曲渕社長

 アルピコグループの持ち株会社・アルピコホールディングス(松本市井川城2)は31日、平成31年3月期のグループ12社の連結決算を発表した。高速バス事業が好調なほか、駅前に開業した複合商業施設・アルピコプラザと同ホテルの売り上げが加わり、売上高は前期(平成30年3月期)比1・9%増の1002億6300万円となり、事業再生後で過去最高、初めて1000億円の大台に乗った。
 増収とコスト削減で営業利益は同13・0%増の12億3500万円を確保し、経常利益は同25・3%増の9億2700万円となった。事業別の経常利益は、燃料費の高騰などで運輸事業は減益だったが、これまでの大規模投資の効果で増益となった流通やレジャー事業が補った。前期に翔峰(里山辺)の減損損失約12億円を計上した反動もあり、前期に9億7200万円の赤字だった純損益は、4億9000万円の黒字となった。
 10月に予定される消費増税などの不安定要素を織り込みつつ、今期の通期業績は増収増益を目指すとした。記者会見した曲渕文昭社長は、来年度以降に株式上場する方針を堅持しつつ、できるだけ早期に実現させるとした。「社内の組織管理態勢は上場レベルに向上している。マーケットの状況、投資家のニーズなどを見つつ、上場のタイミングを計りたい」と述べた。

連載・特集

もっと見る