教育・子育て

筑北で農山村の暮らし体験 長野大の学生

田植えを体験する長野大学の学生たち
 長野大学環境ツーリズム学部(上田市)の1年生約20人が本年度、筑北村をフィールドにして、「持続可能な生き方をデザインしよう」をテーマに農山村の暮らしを学んでいる。農林業と福祉の連携を図り、木質バイオマスエネルギーの活用などに取り組むNPO法人・わっこ谷の山福農林舎の協力で行い、8月まで村へ5回足を運んで住民と交流しながら、農作業や森林整備などを体験する。
 1年生の必修である「課題探求ゼミ」の一環になる。農林舎と長野大に縁があったことから、筑北村が実習場所になった。学生たちは、田植えや雑穀の栽培などのほか、登山道の手入れや空き家の改修などを体験する予定だ。  初回の30日は、東条田屋の田んぼで手と機械による田植えを体験し、学生同士で協力しながら線に沿って苗を植えた。落合大翔さん(18)=前橋市=は「泥に触ったのは小学校以来で、田植えも初めて経験した。思った以上に楽しかった」と話していた。  長野大の地域づくり総合センター長・松下重雄教授は「豊かな農山村の環境を五感で感じ、住民との交流を通じて学んでほしい」と期待していた。農林舎の和栗剛代表は「直接自然と触れ合わなければ分からないことを楽しんで覚えてほしい。将来一人でも農業に携わる学生が出ればうれしい」と話していた。

連載・特集

もっと見る