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安曇野のタマネギ 上々の出来

 安曇野市やJAあづみなどが生産振興に取り組むタマネギの収穫が、市内で始まった。過去2年は定植期の天候不順で作柄が良くなかったが、今年は順調に生育し出来具合は上々だ。15日と16日に開催される恒例の「安曇野玉ねぎ祭り」では、収量が少なかった昨年より多くの人が収穫体験を楽しめそうだ。

 豊科南穂高の農事組合法人・踏入ゆい生産組合は31日、地元で収穫作業を本格化した。大きく成長したタマネギが所狭しと並ぶ畝を大型の機械が進みながら次々と拾い上げては葉を切り、後部のコンテナに詰め込んだ。
 昨年産は、秋の長雨で苗の定植が遅れたために根付きが悪く収量が落ち込んだ。今年は天候に恵まれて適期に定植でき、暖冬もあって順調に生育した。小穴英明組合長(74)は「今年は平年作で、やっと一息ついた。玉の大きさもちょうどよく、自信を持って薦められる」と安堵の表情だ。
 旧豊科町時代から栽培が盛んだったタマネギは重要な転作品目だ。市やJAあづみは、作業の機械化や共同乾燥調製施設の整備などで農家の負担を軽くし、生産拡大を後押ししている。作付面積は徐々に伸び、市内では現在45㌶となっている。同JAは6月中旬から7月末にかけて県内外に出荷する予定だ。
 市内各地の集落営農組織などが参加する「安曇野玉ねぎ祭り」は昨年より3カ所多い19会場(1日目のみを含む)で開かれる。価格は統一で1袋(20㌔入り)2000円。
 問い合わせは実行委員会事務局の市農政課(電話0263・71・2428)へ。