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豊科の県立こども病院に稲の苗

 安曇野市豊科南穂高の水田に来月お目見えする「信州安曇野田んぼアート」の実行委員会は29日、県立こども病院(豊科)で闘病中の子供たちに稲の成長を見てもらおうと、バケツに植えた苗を届けた。田んぼアートのアドバイザーを務める俳優の永島敏行さん(62)らが運び込み、中庭に設置した。

 「むらさきだいこく」「きいろだいこく」「あかねあそび」など稲の色が異なる6種類の苗がバケツごとに植えられており、窓越しに成長を見ることができる。アレルギーの心配などから入院中の子供たちは植物に触れる機会が少ないといい、対応した西沢博子看護部長は「植物を知るよい機会になる」と感謝した。
 田んぼアートはNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」にちなんだ絵柄で、現在田植えが進められている。6月2日に主演の中村勘九郎さんと元女子マラソン選手の有森裕子さん、永島さんらが仕上げをして完成させる。永島さんは「1本の苗が大きくなり人の命を支える米が実る。そんな姿を見て、子供たちが励みにしてくれたら」と話していた。