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塩尻市のハザードマップ 7年ぶりに改訂

市が7年ぶりに改訂した災害ハザードマップ
 塩尻市はこのほど、7年ぶりに災害ハザードマップを改訂した。以前は地区ごとの大判マップを配布していたが、改訂版では市内全域のマップを一冊に掲載し、地滑りの警戒区域など新たな知見の情報も加えた。市はマップを全戸配布しているほか、各区で説明会を開いて周知を図る。
 改訂版はA4判66ページで、避難時の心得などの防災情報や避難所一覧、「洪水・土砂災害」と「地震」に区分したハザードマップを掲載している。  洪水・土砂災害のマップでは、広丘吉田の北部で松本市の塩沢川の氾濫による浸水被害想定を加えた。みどり湖や小坂田池など五つのため池について、局地的な大雨や大規模地震で決壊した場合に想定される浸水範囲や水深も新たに記載した。  地震ハザードマップは市が平成28年に独自に行った防災アセスメント調査の結果を用いて改訂した。新たに見直された想定地震における揺れやすさ(震度)や、建物の倒壊危険度、液状化危険度について、最も影響の大きい数値を50メートルメッシュ単位で色別表示している。液状化マップも加えた。  危機管理課の大槻正弘課長は「全国の災害でハザードマップの内容を住民が知らず、被害を受けたケースがある。各区に出向いて説明し、住民に把握してもらいたい」と話している。