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松本で5月史上最高の33・6度 3日連続で真夏日に

涼を求めて噴水で遊ぶ親子(27日正午すぎ、松本市の芳川公園)

 27日の松本・木曽地方は広く高気圧に覆われて晴れ、気温が大きく上がった。強い日差しが照りつけ、日中の最高気温は、安曇野市穂高が県内で2番目に高い34・5度(平年比10・5度高)を観測したほか、松本市沢村でも県内4位の33・6度(同9・6度高)を記録し、ともに3日連続で30度以上の真夏日となった。気象庁の県内全30観測地点のうち15地点で5月の観測史上最高の気温を観測する厳しい暑さとなった。
 松本・木曽地方で5月の記録を更新したのは松本と穂高を含めて計5地点で、松本市今井が32・2度(同9・6度高)、木曽町福島が31・3度(同8・6度高)、南木曽町が30・7度(同7・8度高)を観測した。5月の最高気温が、穂高で34度台、沢村で33度台に達するのはそれぞれ初めてという。
 松本市の松本駅のビルに取り付けられた温度計は午後に「35度」を表示した。松本市内の噴水や水辺のある公園では、水遊びを楽しむ親子連れの姿がみられた。長男の利久ちゃん(2)と次男の蒼太ちゃん(1)を連れて松本市小屋北1の芳川公園を訪れた同市渚3の主婦・百瀬利香さん(27)は「まさか5月中にこんなに水遊びに連れてくるとは思わなかった。噴水は少し冷たいけれど気持ちよさそう」とわが子たちの噴水遊びに目を細め「この夏は涼しいと聞いた。昨夏のような暑さにならなければありがたい」と願っていた。
 長野地方気象台の予報によると、28日の松本は曇りで、最高気温は6月上旬並みの25度と、厳しい暑さは一段落しそうだ。気象庁がこのほど発表した3カ月予報では、6月の気温は平年より高いものの、7~8月はほぼ平年並みを見込んでいる。